今回は100切を目標とした初心者ゴルファーが、ラウンド中に100を切る為にするべき事や考え方を、最近100を切ったばかりの私が同じ初心者目線で解説したいと思います。私も少し前まではこのままずっと100を切れないのではないか？もう辞めようかな・・・など考えていました。少しでも皆さんに勇気を与える事が出来ればと思います。
クラブを断捨離する
100が切れないゴルファーの多くには、距離を稼ごうとして大きい番手を使用し、セカンドショットでOBやチョロを連発するケースが多いです。ある程度経験のあるゴルファーはOBを出してもリカバリーが出来るのですが、まだ一度も100を切れていない初心者ゴルファーはOBをいかに減らすのか？が重要になります。
そこで使用するクラブを限定する必要があるのです。
- ドライバー
- 7I
- 9I
- P
- AW
- SW
- PT
この7本で勝負してはどうでしょうか。5Iはうまく打たれば7Iより飛距離が出るのですが、初心者ゴルファーには確率が低すぎるクラブだと思います。7Iが140～150ｙをコンスタントに打てるようになれば7Iだけで100切は可能です。
実際、私が初めて100切を達成したラウンドも上記のクラブのみで95を出しています。
ユーティリティーも不要だと思いますが、導入してもOKです。3Wや5Iは確実にスコアメイクしていくのであれば確率の面から除外するのが正しい判断だと思います。
ラウンド前の事前準備を確実に行う
ラウンド前の準備も100を切る為にはとても重要です。
必ず、1時間前には到着し、ショットの練習・パターの練習は入念に行いましょう。
練習でいいイメージをもって1H目のティーショットに臨みましょう。
パターについても、必ず練習する必要があります。5歩、10歩、15歩の距離感をつかんでおく事が重要です。
コースマネジメント
一番重要なコースマネジメントについても考えていきたいと思います。
大前提はとにかくバンカーを避ける
バンカーに入れる事を徹底的に避ける事が重要です。
特にグリーン周りのガードバンカーには絶対入れないようにマネジメントをする必要があります。
ショートホール
ショートホールは確実にボギー、可能であればパーを取りたいホールです。
ティーショットですべてが決まる
ショートホールはティーショットが全てです。初心者ゴルファーでもパーが比較的取りやすいですが、一歩間違えると『大叩き』してしまいます。
基本的な考えは2打でグリーンに乗せるという考えを意識するようにしましょう。無理に5Iなどは使わず、7Iで必ずOBとガードバンカーを避ける事が重要です。OBになってしまった場合、プレ4となる為、良くてもダブルボギーで初心者ゴルファーの場合、トリプルボギーになる可能性が高いのです。
ピンを無理に狙わず、花道もしくはグリーンのど真ん中を狙いましょう。
2打でグリーンに乗せ、2パットでカップイン、確実にショートホールでボギーを取ることで100切のチャンスがぐんと近づいてきます。
ミドルホール
18ホール中、10ホールはパー4のミドルホールです。100を切る為には『最低ダブルボギー』でスコアメイクをしてく必要があります。
100切へ挑戦している初心者ゴルファーはダブルボギーは『普通にやればとれる』スコアだと思います。
無理にグリーンを狙わない
ここが最大のポイントです。パーオンを狙う必要はないのです。
確実に2打でグリーンを狙えるポジションに落とす事が重要です。2打目で無理にグリーンを狙う事で、ガードバンカーに入れてしまう、チョロをしてしまう、セカンドでOBを出してしまうミスを犯す事で、100切りを防ぐ大きな壁になっているのです。
可能であればバンカー越えを避けれればスコアメイクがしやすくなります。バンカー越えの場合、ボールを浮かす必要がある為、飛ばし過ぎてしう、トップしてOBやバンカーに入ってしますなど、精神状態が難しくなります。バンカーがない所から転がすのが一番安全な方法です。
ドライバーの考え方
普通に考えて、ボギーオンでいいのであれば、ドライバーを打つ必要がないのです。7Iで120～130ｙ飛ばすことが出来れば3回で360ｙは運べる計算になるので、フルショットではなく、7Iより飛べばラクチン！180ｙ程度でOK の考えで臨む事が重要です。
300ｙ程度の短く、狭いミドルホールであれば『封印』も一つの手です。とにかく、1度100を切れば100切の重圧がなくなる為、とにかくスコアメイクに徹しましょう。
ロングホール
ロングホールもボギーを狙う事が出来るホールです。1H目にロングホールが設定されている場合が多いですので、1Hのパー5はダブルボギーでOKという気楽な気持ちで入る事が重要です。
飛ばすのではなく、運ぶ
どうしても1回にたくさん飛ばしたい気持ちになってしまいますが、ここでは『運ぶ』考え方をする事でミスを減らしていきましょう。
まず、狙いはボギーオンです。4打でグリーンに運べば言い訳ですから、単純に7Iで130ｙを4回てば500ｙ以上飛ぶのです。ドライバーは全力ではなく、180ｙ飛べばOKですし、セカンドショットで3Wなどの大きな番手を使う必要はないのです。
3打でグリーン周りまで運び、4打目で確実にグリーンに乗せる
この考え方でプレーする事が出来れば、ボギーを取る事は比較的容易に出来るはずです。
まとめ
初心者ゴルファーの初めての100切、同伴者や天候、運も味方につける事が必要です。
その為にも、落ち着いて確実なコースマネジメントを行い、100という壁を打ち破りましょう。
私が初めて100を切ったラウンドの記録も記事をアップしています。是非ご覧いただけると嬉しいです。
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