今回は2021年の新卒者向けに、学生がいかにして自分にマッチする企業を探すのか?というテーマで記事をあげたいと思います。2021卒の学生は就職活動をするにあたり、昨今の世間の事情から就職活動が難航する事が予想されます。実際に採用を担当する企業側の狙いを説明する事で今後の就職活動の役に立つ事ができればと思います。
企業の求める人材を把握する
ここが一番重要です。自身がどれだけ優れていても、企業の求める人材にマッチしないと結果的に無駄な時間を費やすことになってしまうからです。実際に少ないチャンスを確実にものにする方が2021年卒の学生にはよい選択となるはずです。
企業の求める人材とは?
それでは企業の求める人材とはどのような人なのでしょうか?
当然、企業毎もしくは年度毎に求める人材像というのは変化しているのです。
『企業の求める人材』像を理解する事で、自分はその企業にマッチしているのか?自分が働きたい環境なのか?を判断する事が就職活動の成功への第一歩でしょう。
『マイナビ』や『リクナビ』に掲載をしている企業の紹介ページや企業のホームぺージから読み解く必要があります。
中小企業からの応募の場合は特に管理職候補としての採用がメインとなるはずです。面接での注意点などを記載した記事もアップしていますので是非ご覧いただけると参考になると思います。
次項で説明する、4つの志向から読み解くのが近道です。
4つの志向から考える
4つの志向へ分類を行い、自身の志向と企業の志向がマッチしているか?を考えましょう。
ここの考え方は、『マイナビ』や『リクナビ』に掲載をしている企業の紹介ページや企業のホームぺージなどはもちろん、企業説明会や面接でも非常に重要なポイントとなるので、是非押さえておきましょう。
企業は同じ志向の持ち主を求めています。もしくは欲しい人材のポジションに合わせて募集する志向を決定します。
創造性重視
チャレンジ精神が旺盛なタイプです。
・社交性があり、場を明るくする事が得意
・新しい業務に意欲的に取り組む事が好き
・やると決めたら即行動
結果重視
合理性を重視し、意欲的に取り組むタイプです。
・効率性、計画性があり、常に問題意識を持ちながら改善をすすめる、タスクの優先順位付けを行い、実行計画を立てる
・周囲の意見に流されず、合理的な判断ができる
・情報を取捨選択し、最善な手段を選択する
・目指すべきゴールを設定し、取り組むべき課題を明確にする
調和重視
人と協調しながら着実に業務をこなすタイプです。
・協調性があり、相手の立場に立って物事を考える事ができる
・縁の下の力持ちとして周囲をサポートする事ができる
・人に感謝する事にやりがいを感じ、人の為に尽くすことができる
・場面に応じ、自分に求められる役割を理解し行動できる
秩序重視
細かい部分にも気を配りながら落ち着いて仕事に取り組むタイプです。
・与えられた業務に対して自分で工夫を加え、忠実に遂行する
・常にリスクを考え、未然にリスクマネジメントを行う
・客観的な事実や情報をもとに判断する
自分はどうなりたいのか?
4つの志向のうち、自身はどのようなタイプなのでしょうか?
仮に、企業はリーダーシップを取れるチャレンジ精神旺盛なタイプを募集したいとします。
そのような企業は『成果報酬型』のような、若くても自分の行動次第で評価をする企業のはずです。
しかし、万が一あなたがコツコツ積み上げる事が得意で福利厚生や年間休日を重視する場合、上記のような企業ではミスマッチとなってしまいます。
また、年功序列で勤続年数を重視するような企業に対して、自分で結果を出し、それに見合う対価が欲しい人材の場合でもミスマッチが生まれます。自分の能力を最大限発揮できず、飼い殺しの様な状態になってしまうからです。
自分と企業の特徴・志向を十二分に理解する事が就職活動の成功への第一歩という事が分かっていただけたのではないでしょうか。
まとめ
今回は自分にマッチする企業の探し方についてまとめました。『新卒』は人生で一度しかありません。後悔のない就職活動が出来る事を応援しています。もし、疑問点や個別での質問も対応します。
リクルート企業より実際の採用担当目線でのアドバイスも出来ますので、気軽に連絡をいただければと思います。
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